電動アシスト自転車 バッテリー

電アシ自転車 バッテリー

電動アシスト自転車で一番重要で肝になるのがバッテリー!

 

モーターや変速機にブレーキ、ライトももちろん重要ですが、この辺は普通の自転車とあまり変わらない。しかしバッテリーだけは電動アシスト自転車特有のもので、この金属の塊の消耗品こそが電動アシスト自転車の一番大切なものが備えられているのです。

 

電動アシスト自転車のキモはバッテリー
電動アシスト自転車のバッテリーは高価。
バッテリーを確かめる人が意外と少ないので、代表的なメーカーの純正品を参考にしてください。

 

・パナソニック「ビビ・DX用」    (8.9Ah)33,143円
・ブリヂストン「アンジェリーノ用」  (8.7Ah)33,000円
・ヤマハ発動機「PAS用」    (8.7Ah)33,000円

電動アシスト自転車のバッテリー 負担をかける使い方

電動アシスト自転車の本体価格が10万円〜17万円に対して、バッテリーが3万超は結構な比率でやはり高い存在です。
バッテリー価格だけでも普通の自転車が買えるほどです。
ここで注意しておきたいのが、この高いバッテリーを避けて中国や台湾製の安いバッテリーをネットで購入と思っても、日本製のように高性能・高品質ではなくすぐヘタってしまうか、ピタリと合わない危険性もありうるのです。

 

電動アシスト自転車はバッテリーがないと走れないし、その威力が発揮できない。
従って、如何にこのバッテリーを長持ちさせるかがポイントなのです。

 

電動アシスト自転車 バッテリー 「一番負担をかける使い方」
毎日往復12kmの使用。走行中にバッテリーが切れると嫌なので、自宅に帰ると毎日充電。
出かける前のバッテリーはいつも「FULL」表示されています。使わないときは充電器に乗せっぱなし。出かけるときにバッテリーを持っていくのが習慣です。
だいたい、自宅に持ち帰る時のバッテリーは80%表示されています。

 


こういった使い方をされているのは多いのではないでしょうか。。
残念なことにこの使い方だと、2〜3年以内でバッテリーの寿命は尽きてしまいます。
電動アシスト自転車 バッテリーの性質を知ることで、最も効率良くバッテリーの使用ができます。上記のような使用は「非常に勿体ない」使い方です。

電動アシスト自転車 性質 上手な使い方!

バッテリーの性質
充電バッテリーの使用法、二つの基本。
・充電回数
・過充電と過放電

 

バッテリーには、生まれ持った限界充電回数がある。

電動アシスト自転車のバッテリー リチウムイオン電池 は、メーカーの差はあるものの、ダイタイ700〜900回ほどの充電で寿命が来る。
寿命というのは、充電量が半分以下に落ちるという劣化のことで、それ以上使えないという事じゃないが、交換時期に来ているというタイミングのことです。
充電量半分以下になると、充電表示の落ち方が断然早くなり、随分早いなという印象を感じる。ここで注意したいのが、そこに至る「そこまでの充電量」ではなく「そこまでの合計充電回数」がものをいうこと。つまり、まだ80%も残っている状況で充電して、限界までの回数を使ってしまうのは勿体ない」ということです。
BESTな充電は、少なくとも20%を切ってからがいい。0%になってバッテリーが切れたらどうするのか、という不安感もあるかもしれないが、0%になってもスグ切れるという事態にはならなく余力のアシストはまだありますのでご心配なくです。

 

過充電と過放電に注意

充電バッテリーは、充電率50% まあまあ充電されている 程度が一番安定している。
その逆の、パンパンに充電 減りすぎ というのが、充電バッテリーにとって一番バランスが悪い状態なのです。常に、充電100%を繰り返していると、バッテリーが熱を持ってきてそれが劣化に結びつくというもので、具体的には、バッテリーを充電器に置きっぱなしで、LEDランプも点きっぱなしという状況。この場合、100%になったらバッテリーを充電器から外すだけでも寿命はかなり延びる。

 

そして、この逆が過放電。バッテリー残量が0%という状態でそのまま自転車に装着したまま放置という状態。
バッテリーというものは、何かに接続されていると微かにですが、着実に放電しているもので、自転車に装着したまま3か月とか長い間放置していると、バッテリーがカラカラになり、そのまま充電機能が無くなるのです。過放電というのは、バッテリーの寿命を短くするものでは無く、そのまま寿命を遮断してしまうという恐ろしいことなのです。

 

これを避ける手段はただひとつ、ほとんど充電量がなくなったバッテリーは、自転車に装着しないこと。
どうせ放置するなら、少なくとも自転車から外しておくことです。

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