電動自転車 バッテリー

電動自転車のバッテリーに関することをQ&Aで掲載!
バッテリーが切れたらどれぐらい重いのか、バッテリーを長持ちさせる方法など・・。
素朴なことが多いですが、電動自転車を日常で使うことで少しでも参考になれば嬉しいです。

電動自転車 バッテリー Q&A

長時間電動自転車を使わない場合

電動自転車の充電はしすぎないほうが、長持ちします。
電動自転車に使われているリチウムバッテリーは、継ぎ足し充電をしてもニカドやニッケル水素のような、使っていない電気が使えなくなるような現象のメモリー効果はありませんが、基本的には充電し過ぎないのが良いです。

 

長い時間使わない場合は、バッテリーの電気残量がある状態で保管してください。残量が全く無くなってしまうと、過放電状態になりバッテリーとして非常に悪い状態になってしまいます。長時間電動自転車に乗らないと分かっている場合は、少し充電した状態で外しておいてください。電動自転車本体に載せたままですと放電量が多いため、外して時々充電して過放電にならないように注意してください。保管の際は高温に注意してください。

 

バッテリーを長持ちさせるポイント!

電動自転車のバッテリー寿命は、使い方次第で変わります。
主なポイントとして
1、40度以上の高温場所に置かない
2、充電は、バッテリー本体が冷めてから行う
3、充電容量が空に近い状態で充電する。
電動自転車のリチウムバッテリーはメモリー効果がないため、継ぎ足し充電が可能ですが、少しずつ充電をするよりある程度 空 に近い状態で充電したほうがバッテリーを長持ちさせることができます。

 

長時間バッテリーを使用しないときの保管方法
・リチウムイオンバッテリー
1〜2灯残った状態で保管
・ニッケル水素バッテリー
空〜2灯残った状態で保管
・ニカドバッテリー
空の状態で保管

 

また、走行距離が著しく短くなってきたらバッテリー交換のサインです。

 

電動自転車のリチウムバッテリーの劣化例

リチウムバッテリーの劣化は「サイクル劣化」と「経時劣化」が存在します。
それぞれ説明しますと。
サイクル劣化
充電や放電の繰り返しによって、内部の抵抗力が増加や反応が鈍くなり元に戻らずにパワー容量が著しく低下すること。
リチウムバッテリーは、普通に使用していてもわずかですが劣化が進んでいます。
負荷の大きい登り坂や重量が大きい荷物などを載せた場合は、大きな容量の電流を使うことでバッテリー内部温度が高くなり劣化を早めてしまいます。
経時劣化
使用せずに保管していてもわずかですが、出力容量が低下することです。
夏場の気温が35度とか高い場合など、バッテリー内部が活発になり劣化が促進されます。
満タンに充電(100%)したバッテリーを気温22度で1年間放置すると、充電が40%のバッテリーに比べて約2倍の経時劣化を起こります。
空のバッテリー(充電0%)で1か月以上の長期放置の場合、さらに低い電圧まで自然放電し経時劣化が進みます。
バッテリーの充電が満タンより少し少なくなった状態で、充電を繰り返していると経時劣化は進みます。

 

電動自転車のバッテリーが切れたら重いのか?

購入前に一番懸念されるのが「バッテリーが切れたら自転車が重くなるのか」ということです。
重くなるという表現は人それぞれですが、普通の自転車ほどなのかそれとも普通の自転車以上の重さなのかということです。
発売された当初の電動自転車タイプは、バッテリーの電気がなくなると確かに普通の自転車以上に重くなりました。これは、電動メカニズムの構造で作られているため電気がなくなると負荷になっていました。

 

今の電動自転車は、不可にならない構造で作られていますので、以前のように普通の自転車以上の重さはありません。ただバッテリーの電気があるときと比べれば当然重くなりますが、それはバッテリー本体の重さが過重されたことで感じる違いですので、普通の自転車ぐらいの重さになるだけです。

 

電動自転車の良い点は、バッテリーの電気がなくなっても走れるということです。原動付き(原付)バイクだと、燃料が切れると全く動きません。電動自転車もアシストがあってこそも値打ちな訳ですから、バッテリーの燃料切れがないように使うのがBESTです。

 

電動自転車のバッテリーが切れても普通の自転車になるだけです。。

 

バッテリーの残量表示が50となっているが、動き出したら残量が30とかに減って表示されるのは?

使用年数にもよりますが、そもそもバッテリーは消耗品です。劣化してくるとこういうことが起こります。負荷が掛かっていない場合と、動き出して負荷が掛かった場合は若干の誤差が生じます。バッテリーが劣化してくる兆候の表れですので、バッテリーの消耗スピードと利用可能時間を図りながら使用するのが良いでしょう。

 

高耐久バッテリー 長生きバッテリー

ヤマハやブリヂストンもバッテリーは、高耐久バッテリー 長生きバッテリーという広告表示がされてきました。
この表示はそれ以前のタイプのバッテリーと比較して、高耐久 長生きであるという表示をしてきましたが、それ以前のバッテリーが想定よりも長く使えるということが分かったため、その比較表示の高耐久 長生きや2倍の寿命という表現は誤っていると指摘されました。今のバッテリー性能が悪いということではなく、充電回数700〜900回の充電可能ということには変わりがありません。

 

電動自転車のリチウムバッテリーの特性
リチウムバッテリーは、寒さや暑さがが苦手です
温度によってバッテリーの放電が大きく影響する特性があります。どちらかといえば日本のように、暑い夏があって寒い冬がある季節環境は、バッテリー性能に
影響を与えます。
リチウムバッテリーは自然放電します。
自然放電した電流は、充電すれば元に回復します。リチウムバッテリーは新品時よりも、2〜3回充電することでその威力を発揮します。

子どもを乗せるなら ⇒ 子ども乗せ電動自転車がいいでしょう!

子供を前後に乗せる場合は3人乗りの自転車が必要で、その場合、指定のチャイルドシートが必要になります。
チャイルドシートの基準は、3人乗りでも耐えられるような自転車フレームが強度が1.5倍ほど強化されたものです。
そのためチャイルドシートだけの重量は30キロ近くあります。これにお母さんと子供2人が合わさると、有に100キロ前後の重量となるわけです。

 

勾配が少なく坂の少ない地域なら何とかいいかもしれませんが、坂が所では歩くだけでも大変です。一般の自転車で総量100キロの荷重を漕いで坂を上がるのは、とても大変なことです。幼稚園への送り迎えなど、お母さんの脚力にかかっています。子ども乗せ3人乗り自転車のレンタルを利用された方は、当初頑張ってレンタル自転車を使っていたそうなのですが、途中から電動に移行される人が大半だと聞きます。少しでも地域に坂があると一気に負担が掛かるのです。

 

その点、電動自転車ならお母さんの負担を軽減します。
第一に、漕ぎだしが非常に安定しています。荷重な自転車ほど漕ぎだしがふらつきます。電動自転車なら漕ぎだしは、まずふらつきません非常に安定した漕ぎだしで力の弱い女性には有利に働いてくれますから、途中でふらついて転倒事故などは考えられません。子ども乗せ自転車を考えるのなら、坂が多い地域や子供の安全面から考えてもやはり、電動自転車がいいでしょう。

 

苦になっていた坂道などがスイスイ走れるようになると、今度は楽しく走れるようになります。

 

これからの電動自転車の選び方!

低価格自転車のトラブルが多くなっています!
突然フレームが折れたり前輪が外れたりと、想像も付かないような不良自転車です。その多くが低価格の自転車で中国や台湾で製造されたものが目につきます。自転車といえどもそれなりのスピードで走行中にこういった事故に遭ってしまうと大怪我につながります。電動自転車といえどもおなじ状況ですから、決して価格だけで選ばないようにするのがいいでしょう。低価格なものを買ったつもりでも、すぐに動かなくなって使えなくなったら結局高いものになります。

 

電動自転車はメーカーによってその性能が違います。
アシストするパワーであったり、バッテリー寿命などが大きな違いですので、自分に合った電動自転車を選びましょう。

 

電動自転車は高齢者のかたの運動にも適しています。
電動だから運動にならないようですが、負荷力が優しく無理のない範囲での有酸素運動が行えます。高齢者の方が電動自転車を選ぶ際は、カタログのスペックも大事ですが自分が使い勝手が良いと思うものを選ぶことが大切です。チェックポイントは、アシストパワーが自然であること、電動自転車の重量バランスなどトータル的に使い勝手がよいと感じるものがいいでしょう。

 

電動自転車の強みであるアシスト力は、年齢を重ねた高齢者の方のほうが少しの違いが敏感に感じられます。

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